hainekoのつれづれブログ

初めてブログを書いてみます。色んな人や好きな作品について徒然します。

わたしのきもち。25回目のつれづれ。

hainekoのきもち。③

こんにちは、hainekoと申します。

 私のことなので、つまらないお話です。自分の嫌な部分も見せてしまいます。

不定期に続きを書いていきます。(続いちゃう時もあります><)

万が一お付き合いくださる方がいれば、とても嬉しいです。

 

「自分が大嫌いになっていく。」

中学生になると、同じ小学校だった人とは離れることが多いですよね。

校区が広がり、小学校時代のお芝居グループの人たちとは同じにはなりませんでした。

「親友」だった彼女はこのタイミングで、別の街へ引っ越したため、

本当であれば同じ中学に通う予定でしたが、離れることになります。

それでも、彼女とは手紙が来るので返したりして、付き合いは続いていました。

 

中学生になり、違う世界が広がっていましたが、今思い返すと、

その頃から人前っていうものが極端に苦手ではあったと思います。

もともと性格が内向的で、人見知りで、臆病で。当時そんな自分が

たまらなく嫌でした。

授業で当てられるのも怖いし、いつも自分が変に見られてるんじゃないかと

ビクビクしているのですから。

自分が思うほど他人は自分のことなど見ていないだろうに。

でも例えば、自分が当てられて立って何か言う状況というのは、必ず注目されて

しまいます。多分、その時の他人の目が怖かったんでしょうね。

今自分なりに分析すると、きっと思い出させるから。あの日の教室を。

 

だけど私はあの時蓋をしてしまいました。

そうしないとあまりにもつらくて、学校へ行く勇気も、ギリギリの心も

壊れてしまうから。

小学校の時、嫌だと言えば良かったですよね。行きたくないなら親にでも

相談して、なんとかしてもらうとか。

でも、私にはできなかったんです。母との関係性にもあるかもしれない。

でも割と当時は、言えない方が多いのではとは思います。

今と違って、親に言うって事は相当ハードルが高かったのです。

本当は何一つ納得できなかったのに、飲み込んだ。飲み込んだからには、

もうそれは硬い硬いバリアが張られました。自分でも気が付かない間に。

 

私は、中学生になり、1年の途中から良く学校を休むようになります。

親に言わずに勝手にです。学校へは自分で連絡を入れていました。

両親は共働きで、あまり気が付かれることも無かったように思います。

ただ、親に言えないしばりがあったため、連続して休むことはできません。

そしてわかっていたから。長く休んでしまえば、もう自分はずっと行けなくなると。

だから、長くても2日か3日まで。問題にならないくらいの頻度で、学校に行き、

休み、を繰り返していました。そうして、均衡を保っていました。

 

どうして行きたくなかったのか。

書いていると記憶が蘇ってきます。

私は自分の顔が嫌いでした。

目が大きいと、ちょっと寝不足でもクマがすごくなり、頭も絶壁で。

ただでさえ心に蓋をして、人目を避けたい人間です。

余計に周りの男子には変な奴として映っていたのでしょう。

 

特に中学生男子なんて、平気で見た目にでも思ったことを言います。

容姿のことで何か言われる度、傷ついていないふりをして、

たまらなくなると学校を休んで耐えて。

私は何も思ってない、むしろ人にそういう事を言うような人間のために傷つかない。

自分の心に蓋をするために、私は段々ひねくれていきます。

そうして自分でも自分が嫌になってくるのです。

心の中にナイフを持って、平気なふりをして自分を殺して学校に行き、

それでもしんどい時は、中学生です。もうずる賢くなっています。

そう、勝手に休むのです。

 

ある日、こんなことがありました。担任の先生に変ですが褒められたんです。

「お、最近続けて学校来てるな、えらいな」

その次の日、私は休んでしまいます。そう、子供ですよね。あ、許されたって

思っちゃったのかな。もしくは、本当に頑張って行っていたもんだから、

私にとってその言葉は、休むきっかけになってしまったのか。

そのまた次の日、学校へ行くと、その先生が私に笑いながらまた言いました。

「失敗したなあ。お前は天邪鬼やから、あの日褒めたからまた休んだんやろ。

次からは褒めないようにするわ」

「すみません」

私は、その先生は実は好きでした。

だから今でも思う。

ごめんなさい、先生。

そして、それ以上言わないでいてくれて、ありがとうございます。

 

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私は学校が、嫌いでした。

そして誰より自分が、大嫌いでした。

 

あの頃、そんな私にとって、大好きなチェッカーズを聴いたり、

好きな本や漫画を読んだり、家で一人でそれらに触れている時間が、

唯一心が落ち着く時間でした。

 

 

そんな風にして毎日を過ごしていた私は、中学2年生になり、

私にとって「救い」とも言えるある一人の友人に出逢うのです。

【つづく】